アスパラガスとベーコンの組み合わせは、シャキシャキとした食感と旨味が絶妙にマッチする黄金コンビです。お弁当のおかずからおつまみ、サイドディッシュまで幅広く活躍する万能レシピをお探しではありませんか?この記事では、忙しい平日でも簡単に作れる時短テクニックから、ちょっと手の込んだアレンジメニューまで、アスパラとベーコンを使った7つの絶品レシピをご紹介します。どれも材料は少なく、調理時間も短いのに、見た目も味も大満足の一品ばかり。今日のメニューに迷ったら、ぜひ試してみてください!
アスパラとベーコンの基本の下処理方法
アスパラガスとベーコンを使った料理を美味しく作るためには、適切な下処理が重要です。正しい方法で下処理をすることで、アスパラのシャキシャキ感を残しつつ、ベーコンの旨味をしっかりと引き出すことができます。
まずアスパラガスの下処理方法からご説明します。アスパラガスはかたい根元を2~3cm切り落とし、下1/3の皮をピーラーでむきます。この作業をするだけで食感が格段に良くなり、アスパラの甘みも引き立ちます。アスパラが太い場合は、レンジで1分30秒ほど加熱しておくと火が通りやすくなります。
ベーコンの下処理はとても簡単です。ほとんどのレシピでは、そのままか半分に切って使います。水気が多い場合は、キッチンペーパーでよく拭いておくとベーコンがアスパラにしっかりと巻きつきます。
下処理の際のポイントとして、アスパラガスの水気はしっかりと拭き取ることです。水分が残っているとベーコンが巻きにくくなるので、キッチンペーパーなどでしっかり水気を取りましょう。
定番!アスパラのベーコン巻き(フライパン編)
アスパラのベーコン巻きは、見た目も美しく、食べごたえも抜群の定番レシピです。フライパンで作る基本の方法をご紹介します。
【材料(2人分)】
- アスパラガス:4~8本
- ベーコン:4~8枚
- 塩・こしょう:少々
- サラダ油:小さじ1
- しょうゆ:小さじ2杯
【作り方】
- 下処理したアスパラガスを食べやすい長さに切ります(半分や3等分など)
- ベーコンを広げ、アスパラガスを2本ずつのせて巻きます。巻き終わりがほどけないように注意しましょう
- フライパンに油を熱し、ベーコンの巻き終わりを下にして並べます
- 中火で2分ほど焼き、焼き色がついたら裏返します
- フタをして弱火で3分ほど蒸し焼きにします
- アスパラに火が通ったら、しょうゆを回し入れてさっと炒めて完成です
このレシピのポイントは、ベーコンの巻き終わりを下にして焼くことです。熱で脂が溶けてくっつくので、つまようじなしでも形がくずれません。また、フタをして蒸し焼きにすることで、アスパラに均等に火が通り、ベーコンのうま味もアスパラに染み込みます。
お弁当用にストックしておきたい場合は、しっかり冷ましてからラップで包み、冷凍保存するといつでも使えて便利です。解凍する時は電子レンジ500Wで1分30秒ほど温めましょう。
時短技!レンジで作るアスパラベーコン
忙しい朝や、鍋やフライパンを使いたくない時におすすめなのが、電子レンジだけで完成するアスパラベーコンです。洗い物も少なく、あっという間に作れる時短レシピをご紹介します。
【材料(2人分)】
- アスパラガス:4本
- ベーコン:4枚
- バター:10g
- 塩こしょう:少々
【作り方】
- アスパラガスは下処理して斜め薄切りにします
- ベーコンは細切りにします
- 耐熱容器にアスパラ、ベーコンを入れてふんわりとラップをし、600Wのレンジで1分30秒加熱します
- バター、塩こしょうを加えてバターが溶けるまで和えて完成です
このレシピの最大のメリットは、フライパンを使わないため洗い物が減ることです。また、レンジで調理することでアスパラのシャキシャキ感が残り、さらにベーコンの旨味とバターの風味が絶妙に組み合わさります。
レンジでの調理時間は、アスパラの太さや量によって調整してください。加熱しすぎるとアスパラがしんなりしてしまうので、やや短めに設定し、足りなければ追加で加熱するのがコツです。
オーブン&トースターで焼くアスパラベーコン
手間をかけずにおいしく仕上げるなら、オーブンやトースターを使った調理法がおすすめです。熱の力で余分な脂が落ち、カリッと香ばしく仕上がります。
【材料(2人分)】
- アスパラガス:4本
- ベーコン:4枚
- オリーブオイル:小さじ1
- 塩・こしょう:少々
【作り方】
- オーブンを220度に予熱します(トースターの場合は予熱不要)
- アスパラガスは下処理して5cmほどの長さに切ります
- アスパラにベーコンをしっかりと巻きつけます
- 天板やアルミホイルを敷いたトースターの網の上に、巻き終わりを下にして並べます
- オリーブオイルを軽く塗り、塩こしょうをふります
- オーブンの場合は220℃で10分、トースターの場合は中火で10分ほど、こんがりと焼き色がつくまで焼きます
このレシピのポイントは、油が落ちるようにグリルや網の上に置いて焼くことです。余分な脂が落ちることでカリカリの食感になり、オリーブオイルが香りをプラスしてくれます。また、つまようじを使わないため、お弁当にも詰めやすいのがメリットです。
オーブンやトースターは放っておくだけで調理してくれるので、その間に他のおかずを作れるのも大きな利点です。朝の忙しい時間にもぴったりの調理法です。
アスパラとベーコンの炒め物バリエーション
アスパラとベーコンを使った炒め物は、少ない手間で作れる万能おかずです。シンプルな炒め物から、ちょっと変わったアレンジレシピまで、バリエーション豊かにご紹介します。
シンプル炒め
【材料(2人分)】
- グリーンアスパラガス:3本
- ベーコン:3枚
- にんにく:1/2片
- オリーブ油:小さじ1
- 酒:大さじ1
- 塩、しょうゆ、レモン汁:各少々
【作り方】
- アスパラガスは斜め薄切りに、ベーコンは5mm幅に切り、にんにくはみじん切りにします
- フライパンにオリーブ油を熱し、にんにくとベーコンを入れて炒めます
- 香りが立ったらアスパラガスを加えて炒め合わせ、酒をふって混ぜます
- 塩、しょうゆ、レモン汁各少々をふって、ざっと混ぜれば完成です
バター風味炒め
【材料(2人分)】
- アスパラガス:4本
- ベーコン:8枚
- バター:15g
- 塩こしょう:少々
【作り方】
- アスパラガスとベーコンを適当な大きさに切ります
- フライパンでベーコンを炒め、アスパラを加えてさらに炒めます
- 火が通ったらバターを加えて和え、塩こしょうで味を調えて完成です
マヨ卵炒め
【材料(2人分)】
- アスパラ:100g
- ベーコン:40g
- 卵:1個
- マヨネーズ:小さじ2
- 油:小さじ1
【作り方】
- アスパラはひと口大の斜め切りにします
- ボウルに卵を割りほぐし、マヨネーズを加えてよく混ぜます
- フライパンに油を熱し、アスパラ、ベーコンを入れて炒め、端へ寄せます
- フライパンの空いたところに卵液を流し入れ、半熟状になったら全体を炒め合わせて完成です
これらのレシピのポイントは、アスパラの食感を活かすために炒めすぎないことです。アスパラはすぐに火が通り、炒めすぎるとシャキシャキ感が失われてしまいます。また、仕上げにレモン汁を加えると、さっぱりとした味わいになり食欲をそそります。
おしゃれに仕上げるアスパラベーコンパイ
特別な日のおつまみや、ちょっと凝ったメニューとして人気なのが、アスパラベーコンパイです。見た目も華やかで、パーティーにも最適です。
【材料(8本分)】
- パイシート:2枚
- アスパラ:8本
- ベーコン:4枚
【作り方】
- オーブンを200℃に予熱します
- アスパラは根元を切り落とし、皮の筋の固いところはピーラーでむきます
- パイシートにベーコンを貼り付け、同じ大きさに切ります。さらに横長に4等分に切ります
- アスパラにパイシートとベーコンをくるくると巻きつけ、巻き終わりはパイシートの端を少し引きのばしてくっつけます
- 巻き終わりを下にして天板に乗せます
- 200℃のオーブンで、12~15分良い焼き色がつくまで焼いて完成です
このレシピのポイントは、パイシートとベーコン、アスパラの長さを揃えることです。大きさが異なる場合は、カットしたり、つなげたりして調整しましょう。また、ベーコンに水気が多い場合は、よく水気をとることも大切です。
完成したアスパラベーコンパイは、そのままでも美味しいですが、お好みで胡椒やマスタード、ケチャップやマヨネーズをつけても美味しくいただけます。
応用編:アスパラベーコンを使ったアレンジレシピ
アスパラとベーコンの組み合わせは、様々な料理にアレンジできます。ここでは、ちょっと変わった応用レシピをご紹介します。
アスパラベーコーンバター
【材料(2人分)】
- ベーコン(ブロック):50g
- コーン(缶詰):150g
- グリーンアスパラガス:2本
- サラダ油:小さじ1
- バター:15g
- 塩:少々
- 粗びき黒コショウ:少々
- しょうゆ:小さじ1
【作り方】
- ベーコンは1cm角に切ります。コーンは水気を切ります
- アスパラはかたい部分を除いて、下1/3をピーラーでむき、1cm幅に切ります
- フライパンにサラダ油を熱してベーコンとアスパラを入れ、塩、粗びき黒コショウをふって炒めます
- 火が通ったらコーンとバターを加えて炒め合わせ、鍋肌からしょうゆを加えてさっと炒めて完成です
オーブンで作るコーンたっぷりアスパラベーコン
【材料(3人分)】
- アスパラ:1束
- ベーコン:100g
- コーン:1缶
- ごま油:大さじ1
- 塩・胡椒:適量
【作り方】
- アスパラとベーコンとコーンを耐熱性の皿に盛り、ごま油を和えます
- オーブンで240℃20分焼きます(オーブンによって加熱時間や温度は調整してください)
- 塩・胡椒で味付けして完成です
アスパラとベーコンのマヨ卵炒め
【材料(2人分)】
- アスパラ:100g
- パラパラカットベーコン:40g
- 卵:1個
- マヨネーズ:小さじ2
- 油:小さじ1
【作り方】
- アスパラはひと口大の斜め切りにします
- ボウルに卵を割りほぐし、マヨネーズを加えてよく混ぜます
- フライパンに油を熱し、アスパラ、ベーコンを入れて炒め、端へ寄せます
- フライパンの空いたところに卵液を流し入れ、半熟状になったら全体を炒め合わせて完成です
これらのアレンジレシピのポイントは、アスパラとベーコンの基本の組み合わせに、コーンやバター、卵など追加の食材を加えることで、味や食感にバリエーションを持たせることです。特にコーンを加えると甘みがプラスされ、ボリュームも増すのでおすすめです。
春の味覚アスパラガスを最大限に楽しむコツ
春の味覚であるアスパラガスを最大限に楽しむためには、鮮度の良いものを選ぶことが重要です。アスパラガスを選ぶ際のポイントと保存方法をご紹介します。
アスパラガスの選び方
- 穂先がしっかりと閉じていて、緑色が鮮やかなものを選びましょう
- 茎がまっすぐで太さが均一なものがおすすめです
- 切り口が乾燥していないみずみずしいものが新鮮な証拠です
アスパラガスの保存方法
- 購入後はなるべく早く食べるのがベストです
- 長期保存する場合は、切り口を湿らせたキッチンペーパーで包み、立てた状態で冷蔵庫に保存しましょう
- 使いかけのアスパラは、切り口を水で湿らせてからラップで包むと鮮度が長持ちします
アスパラガスの旬は3月から6月頃までです。この時期のアスパラガスは特に甘みが強く、シャキシャキとした食感を楽しめますので、ぜひこの季節に様々なレシピで味わってみてください。
さらに、アスパラガスは栄養価も高い野菜です。食物繊維が豊富で、ビタミンやミネラルも含まれています。ベーコンと組み合わせることで、たんぱく質も摂取でき、栄養バランスの良い一品となります。
まとめ:アスパラとベーコンで料理の幅を広げよう
アスパラガスとベーコンは、組み合わせるだけで簡単に美味しい料理ができる最強のコンビです。今回ご紹介した7つのレシピは、どれも手軽に作れるものばかりなので、忙しい日常の中でも気軽に試していただけます。
フライパンで作る定番のベーコン巻きは、お弁当のおかずにぴったり。レンジで作る時短レシピは、朝の忙しい時間帯に大活躍します。オーブンやトースターを使えば、手間をかけずに香ばしい一品が完成。アレンジレシピで料理のバリエーションを増やせば、食卓がさらに豊かになります。
春から初夏にかけて旬を迎えるアスパラガスを、ぜひベーコンと組み合わせて様々な料理で楽しんでみてください。どのレシピも簡単に作れて、見た目も綺麗で、家族や友人に喜ばれること間違いなしです。
今日の夕食やお弁当のおかずに、アスパラとベーコンの料理を取り入れてみませんか?きっと家族の笑顔が増えること間違いありません。
参考情報
- キッコーマン ホームクッキング: https://www.kikkoman.co.jp/homecook/search/recipe/00005916/
- セブンプレミアム: https://7premium.jp/blog/detail?id=1649
- レタスクラブ: https://www.lettuceclub.net/recipe/dish/14234/
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