# 旬のアスパラガスで作る絶品パスタレシピ10選!シャキシャキ食感を楽しむ簡単調理法
シャキシャキとした食感と爽やかな風味が特徴的なアスパラガス。春から初夏にかけての旬の時期には特に美味しく、様々な料理に活用できる万能野菜です。中でもパスタとの相性は抜群で、シンプルな和風味から本格的なイタリアン、クリーミーな一皿まで幅広いバリエーションを楽しめます。今回は、自宅で簡単に作れるアスパラガスを使った絶品パスタレシピを10種類ご紹介します。忙しい平日の夕食にも、ちょっとしたおもてなしにも使える、15分程度で完成する時短レシピばかりなので、ぜひお気に入りの一品を見つけてみてください。
アスパラガスの正しい下処理方法
パスタの美味しさを左右する大切なポイントが、アスパラガスの下処理です。正しい方法で下処理をすることで、シャキシャキとした食感を活かしながら、苦みを抑えた美味しいアスパラガスパスタが作れます。
アスパラガスの基本の下処理手順
- アスパラガスの根元を1~1.5cmほど切り落とします
- 根元側の3~5cmほどの部分の皮をピーラーで薄くむきます
- 料理に合わせて、斜め切りや輪切りにします
特に重要なのは、根元の硬い部分の皮をむくことです。この作業を省くと、アスパラガスが硬くなってしまい、パスタと一緒に食べたときの食感のバランスが悪くなります。ピーラーで薄く皮をむくだけで、アスパラガス全体がまんべんなく柔らかくなり、パスタと調和のとれた食感になります。
バター香る和風アスパラパスタ
和と洋の良いとこどりをした、日本人の味覚にぴったりな和風アスパラパスタからご紹介します。
バター醤油で簡単!アスパラガスとベーコンの和風パスタ
調理時間:約15分
費用目安:約500円
材料(2人前)
- グリーンアスパラ:5本(約100g)
- ベーコン:80g
- スパゲッティ:200g
- バター:20g
- しょうゆ:大さじ1
- みりん:大さじ1
- だしの素:小さじ1
- オリーブオイル:小さじ1
- 粗挽きこしょう:少々
作り方
- アスパラガスは下処理をし、斜め切りにします
- フライパンにバターを入れ、やや弱めの中火で熱します
- ベーコンを入れ、じんわりと脂が出てくるまで加熱します
- アスパラガスを加え、サッと炒めます
- スパゲッティをゆでて、フライパンに加えます
- しょうゆ、みりん、だしの素を加え、手早く炒め合わせて完成です
ポイント
ベーコンはじっくりと焼くことで旨みを引き出すのがポイントです。アスパラガスは電子レンジで下ゆでしておくとさらに時短になります。和風の味付けにバターの風味が絶妙に合わさり、子どもからお年寄りまで楽しめる一品です。
アスパラガスとベーコンのペペロンチーノ
イタリア料理の定番ペペロンチーノにアスパラガスとベーコンを加えた、シンプルながらも奥深い味わいのパスタです。
材料(2人前)
- アスパラ:5本
- ベーコン:3枚
- パスタ(1.5mm):200g
- オリーブオイル:大さじ3
- にんにく:2片
- 赤唐辛子:1~2本
- 塩:少量
- 粗挽き黒コショウ:少量
作り方
- アスパラは根元の硬い部分の皮をむき、斜め切りにします
- ベーコンは短冊切りにします
- フライパンにオリーブオイル、にんにくを入れて弱火にかけ、香りが立ったら赤唐辛子を加えます
- ベーコン、アスパラを加えて炒め、茹でたパスタと茹で汁を少し加えて和えます
- 塩、黒コショウで味を調えて完成です
ポイント
にんにくと赤唐辛子の香りをオリーブオイルにしっかりと移すことで、本格的な味わいになります。パスタの茹で汁を少し加えることで、全体にソースがなじみやすくなります。
ホタテとアスパラのガーリックオイルパスタ
贅沢な気分を味わえる、ホタテとアスパラを組み合わせたパスタです。ホタテの甘みとアスパラのシャキシャキ感が絶妙にマッチします。
材料(1人前)
- ホタテ貝柱(刺身用):100g
- アスパラガス:3本(計50g)
- スパゲティ:100g
- にんにく:適量
- 鷹の爪:1本
- オリーブオイル:大さじ1
- 塩・黒こしょう:少々
作り方
- アスパラガスは下処理をし、4等分の斜め切りにします
- にんにくはみじん切りにします
- フライパンにオリーブオイル、にんにく、鷹の爪を入れて中火で熱し、ホタテを炒めます
- ホタテの色が変わったらアスパラを加えて炒めます
- 茹でたスパゲティを加えて混ぜ合わせ、塩・黒こしょうで味を調えて完成です
ポイント
ホタテは火を通しすぎないようにすることで、プリプリの食感を楽しめます。シンプルな味付けながらも、素材の味を活かした贅沢な一皿になります。
豚バラとアスパラの和風パスタ
コスパ抜群の豚バラ肉とアスパラを組み合わせた、食べ応えのある一品です。
材料(1人分)
- スパゲティ:100g
- 豚バラ薄切り肉:80g
- アスパラ:2本(40g)
- おろしにんにく:小さじ1/3
- オリーブオイル:大さじ1
- めんつゆ(2倍濃縮):大さじ1
- 細ねぎ:適量
- 塩こしょう:少々
作り方
- アスパラは下処理をし、斜めに3cm幅に切ります
- 豚肉は食べやすい大きさに切ります
- フライパンにオリーブオイルを入れて豚肉、おろしにんにくを炒めます
- アスパラを加えてしんなりするまで炒め、塩こしょうを加えます
- 茹でたスパゲティ、スパゲティのゆで汁、めんつゆを加えて全体を炒めます
- 器に盛り、細ねぎをちらして完成です
ポイント
豚バラ肉の脂がパスタにからみ、一口食べたらやみつきになる味わいです。めんつゆを使うことで手軽に和風の味付けができます。
エビとアスパラのジェノベーゼ
バジルの香り豊かなジェノベーゼソースとエビ、アスパラの組み合わせは見た目も鮮やかな一品です。
材料(2人前)
- パスタ:160g
- エビ:大8尾
- アスパラ:3本
- ジェノベーゼペースト:大さじ3
- オリーブオイル:大さじ1
- 粉チーズ:適量
作り方
- エビは殻・背ワタを取り、食べやすい大きさに切ります
- アスパラは食べやすい長さに斜め切りし下茹でします
- オリーブオイルを熱したフライパンで、エビ・アスパラを炒めます
- エビの色が変わったら、パスタの茹で汁とジェノベーゼソースを加えて弱火で温めます
- 茹で上がったパスタをフライパンに加えて和え、粉チーズをふりかけて完成です
ポイント
市販のジェノベーゼペーストを使うことで、簡単に本格的なバジルの香りを楽しめます。エビとアスパラの彩りが美しく、おもてなしにもぴったりです。
アスパラのボンゴレパスタ
あさりの旨みがたっぷり詰まったボンゴレパスタにアスパラを加えることで、彩りよく仕上がります。
材料(2人前)
- パスタ(1.6mm):200g
- あさり:250g
- アスパラ:5本
- イタリアンパセリ(粗みじん切り):少々
- オリーブオイル:大さじ2
- 塩:適量
- こしょう:適量
作り方
- あさりは塩水に浸して砂抜きをします
- 中華鍋または深めのフライパンでパスタをゆで始めます
- パスタがほぼゆで上がる4分前に、あさりとアスパラを加えます
- あさりの口が開き始めたら混ぜながら汁気をとばし、オリーブオイルを加えます
- 塩・こしょうで味を調え、イタリアンパセリを散らして完成です
ポイント
パスタとあさり、アスパラを一つの鍋で調理することで、あさりの旨みがパスタに染み込み、洗い物も少なくなります。
アスパラと塩昆布のパスタ
塩昆布を使った和風パスタは、手軽な材料で奥深い味わいを楽しめる一品です。
材料(2人分)
- グリーンアスパラガス:4~5本(150g)
- 塩昆布(細切り):10g
- スパゲッティ(1.6mm):160g
- パルメザンチーズ:適量
- オリーブ油:大さじ2
- 塩・こしょう:少々
作り方
- アスパラガスは下処理をし、斜め薄切りにしてからせん切りにします
- フライパンにオリーブ油を強火で熱し、アスパラガスをサッと炒めます
- 茹でたスパゲッティ、塩昆布を加えて手早く混ぜ、塩・こしょうで味を調えます
- 器に盛り、パルメザンチーズをすりおろしてかけて完成です
ポイント
アスパラをせん切りにすることで、パスタと絡みやすくなります。塩昆布の程よいうまみが加わり、シンプルだけどくせになる味わいです。
柚子胡椒風味のアスパラベーコン和風パスタ
柚子胡椒の爽やかな風味がアクセントになる、大人向けの和風パスタです。
材料(1人前)
- スパゲティ:100g
- アスパラガス:2本
- 薄切りハーフベーコン:40g
- しょうゆ:大さじ1
- みりん:大さじ1/2
- 柚子胡椒:小さじ1/4
- オリーブオイル:大さじ1
- のり:適量
作り方
- アスパラガスは下処理をし、1cm幅の斜め切りにします
- ベーコンは1cm幅に切ります
- フライパンにオリーブオイルをひき、アスパラとベーコンを炒めます
- アスパラがしんなりしたら調味料を加えて炒め合わせ、茹でたパスタを加えて絡めます
- 器に盛り付け、のりをかけて完成です
ポイント
柚子胡椒は少量でも香りと辛みが効いて、パスタに深みを与えます。のりをかけることで風味がさらに増します。
ウインナーとアスパラのトマトガーリックパスタ
子どもから大人まで楽しめる、トマト味のパスタです。ウインナーとアスパラの相性も抜群です。
材料(2人分)
- ウインナー:1パック
- スパゲティ:160g
- アスパラガス:4本
- カットトマト缶:200g
- 固形ブイヨン:1個
- オリーブオイル:大さじ2
- 牛乳:大さじ4
- 砂糖:小さじ1/2
- 塩こしょう:適量
- 粉チーズ:適量
- にんにく:適量
作り方
- ウインナーは斜め1cm幅にスライスし、にんにくはみじん切りにします
- アスパラガスは下処理をし、斜め1cm幅にスライスします
- フライパンにオリーブオイル、にんにくを入れて香りが出てきたらウインナーを炒めます
- アスパラガス、トマト缶と水、細かく刻んだ固形ブイヨンを加えて煮ます
- 牛乳、砂糖、塩こしょうで味を調え、茹でたパスタを加えて混ぜ合わせます
- お皿に盛り付け、粉チーズを振って完成です
ポイント
牛乳を加えることでトマトソースがまろやかになり、子どもでも食べやすい味わいになります。ウインナーの旨みが味を調和させる一品です。
アスパラパスタを成功させるコツとアレンジ術
アスパラガスパスタをより美味しく作るためのコツやアレンジアイデアをご紹介します。
パスタを美味しく茹でるポイント
- 塩の量は湯1Lに対して10gが目安です
- スパゲッティは放射状にばらけさせながら入れることで、くっつきにくくなります
- 仕上げに具材と炒め合わせる場合は、袋の表記より1分短くゆでるのがポイントです
- 麺同士がくっつかないよう、時々かき混ぜながらゆでましょう
アスパラの調理のコツ
- アスパラは電子レンジで下ゆでしておくと時短になります。600Wで1分~1分30秒が目安です
- 下ゆでする際は、この段階ではやや硬いぐらいにしておくと仕上がりがシャキッとします
- アスパラを細切りにすると、パスタと絡みやすくなります
アレンジのアイデア
- 和風パスタはめんつゆを使うと簡単に味が決まります
- 牛乳を入れてクリームパスタにしたり、トマト缶と合わせてトマトパスタにしたりするのもおすすめです
- にんにくや赤唐辛子を加えればペペロンチーノ風に、卵・生クリーム・粉チーズで和えればカルボナーラ風にもアレンジできます
- 柚子胡椒を加えると、大人向けの風味豊かなパスタになります
アスパラガスパスタの魅力と楽しみ方
アスパラガスを使ったパスタは、シンプルな材料と簡単な調理法で、プロ顔負けの一皿が完成する魅力があります。緑とピンク(ベーコンやハムを使った場合)の彩りが良く、食卓が華やかになるのも嬉しいポイントです。
また、アスパラガスの調理法や組み合わせる具材によって、和風・洋風・中華風と様々なバリエーションを楽しめます。忙しい日の夕飯や急な来客時のおもてなしなど、あらゆるシーンで活躍する万能レシピです。
旬のアスパラガスがあるときは、ぜひこれらのレシピを試してみてください。素材の味を活かした簡単調理で、家族や友人に喜ばれる一品が作れること間違いなしです。
参考情報
- セブンプレミアム「バター香る。アスパラガスとベーコンの和風パスタのレシピ」 https://7premium.jp/recipe/search/detail?id=9596
- サンショク・プライム「【バター醤油から和風まで】アスパラパスタの人気レシピ6選!」 https://sanchoku-prime.com/articles/grsp-tochigi-aspara-pasta
- 栗原はるみ「アスパラと塩昆布のパスタ」 https://www.kyounoryouri.jp/recipe/601983_アスパラと塩昆布のパスタ.html
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