トイレ掃除は家事の中でも特に面倒で嫌われがちな作業ですよね。汚れを落とすだけでなく、使用後のブラシの扱いや保管も気になるところです。そんな悩みを解決してくれるのが「使い捨てトイレブラシ」です。今回は使い捨てトイレブラシの種類やメリット・デメリット、おすすめ商品などを徹底解説します。
使い捨てトイレブラシとは?種類と特徴
使い捨てトイレブラシは、ブラシ部分を使用後に捨てられるタイプのトイレ掃除道具です。柄の部分は繰り返し使用し、先端のブラシ部分だけを交換します。大きく分けて以下の2種類があります。
トイレに流せるタイプ
トイレに流せるタイプは、使用後にそのままトイレに流すことができます。ブラシ部分には「水解性不織布(ポリビニルアルコール)」などの特殊素材が使われており、水に溶けやすい性質を持っています。
特徴:
- 使用後の処理が簡単(そのままトイレに流せる)
- 手を汚さずに捨てられる
- 多くの製品が洗剤成分を含んでいる
トイレに流せないタイプ
トイレに流せないタイプは、スポンジ素材などが使われていることが多く、使用後はゴミ箱に捨てる必要があります。
特徴:
- 洗浄力が強い
- かき取り力が高い
- ゴミ箱に捨てる必要がある
使い捨てトイレブラシの7つのメリット
使い捨てトイレブラシには、従来のトイレブラシにはない多くのメリットがあります。
1. 衛生的に使える
毎回新しいブラシを使うため、菌の繁殖や不衛生な状態を避けられます。従来のトイレブラシは、使用後に水を切って収納ケースに入れますが、保管中のブラシやケースの衛生状態は気になるものです。
2. 使い勝手が良い
多くの使い捨てブラシは、柄に簡単に取り付け・取り外しができるよう設計されています。使用後はボタン一つで手を汚さずにブラシを捨てられるものも多いです。
3. 専用洗剤が不要
ほとんどの使い捨てブラシはあらかじめ洗剤が染み込んでいるため、別途洗剤を用意する必要がありません。水につけるだけで洗剤が溶け出し、効果的に掃除できます。
4. トイレ内の収納スペースを節約
従来のブラシとケースのセットに比べ、柄のみを保管すればよいので、トイレ内のスペースを有効活用できます。トイレ内の床に置くものも少なくなるので、片づきやすくなります。
5. 洗いにくい部分もしっかり掃除できる
特に「スクラビングバブル」や「スコッチブライト」などの製品は、便器のフチ裏にもフィットする特殊な形状をしており、通常のブラシでは届きにくい場所もしっかり掃除できます。
6. 手が汚れにくい
使い捨てブラシは、使用後に手を汚さずに捨てられるように設計されています。ワンタッチで取り外せる製品が多く、衛生的に使用できます。
7. 掃除が簡単になる
洗剤が既に含まれているため、掃除の手順が簡略化され、時間と手間を節約できます。このため、トイレ掃除のハードルが下がり、こまめに掃除する習慣がつきやすくなります。
使い捨てトイレブラシのデメリット
メリットが多い一方で、いくつかのデメリットも考慮する必要があります。
1. コストがかさむ
繰り返し使うトイレブラシに比べて、コストが高くなる傾向があります。ブラシ1個あたり25~50円程度で、週に1回使用すると年間約1,680円ほどかかります。
2. 環境への負荷
使い捨て製品のため、廃棄物が増える可能性があります。また、一部の製品は素材によっては分解されにくく、環境への負担になることもあります。
3. トイレ詰まりのリスク
トイレに流せるタイプでも、大量に一度に流したり、適切でない使用方法をしたりすると、トイレ詰まりの原因になる可能性があります。
おすすめの使い捨てトイレブラシ
数多くの製品から、特におすすめの使い捨てトイレブラシをご紹介します。
1. ジョンソン「スクラビングバブル 流せるトイレブラシ」
特徴:
- トイレに流せるタイプ
- 濃縮洗剤が染み込んでいる
- ワンタッチで便器に流せる
- フローラルソープの香りなど複数の香りがある
- 汚れの落としやすさで満点評価を獲得
価格は本体セット(ハンドル1本+ブラシ4個+専用ホルダー)で約564円、替えブラシ12個入りで約318円です。
2. スリーエム「スコッチブライト トイレクリーナー」
特徴:
- スポンジタイプで汚れのかき取り力が抜群
- トイレのフチ裏に入り込む特殊な形状
- 水を切ってゴミ箱に捨てるタイプ
- 防汚効果2倍の新モデルも登場
価格は本体価格約614円、取り替えブラシ6個入り約311円です。
3. レック「激落ちくん ワンタッチ交換クリーナー」
特徴:
- ブラシ部分をボタン操作1つで交換可能
- ナイロン不織布を使用し、水ハネを防止
- ラバー加工で便器に傷がつかない
- 研磨剤入りタイプもある
4. ニトリ「超スリム トイレブラシ」
特徴:
- スリムな形状でトイレに溶け込む
- 薄さわずか4.5cmの超コンパクト設計
- ブラシが底につかず衛生的
- トイレブラシのベストバイ商品
環境に配慮したトイレブラシの選択肢
環境への配慮を重視する方には、以下のような選択肢もあります。
自然素材のトイレブラシ
特徴:
- サイザル麻や天然木(ブナ)などの自然素材を使用
- 土に還る素材で作られている
- プラスチック製品と同等の使用感
- FSC認証を取得した製品もある
マイクロプラスチックの流出を防ぎ、環境に配慮した選択肢として注目されています。
使い捨てトイレブラシの効果的な使い方
使い捨てトイレブラシを最大限に活用するためのポイントをご紹介します。
基本的な使い方
- ブラシを水で濡らす(洗剤が染み出します)
- 便器内をこすり洗いする
- フチ裏など汚れやすい部分を重点的に掃除する
- 使用後はボタン操作でブラシを取り外し、トイレに流す(または捨てる)
効果的な掃除のコツ
- こまめに掃除することで、頑固な汚れを防ぎます
- 便座や便器の外側、フィルター、ウォシュレットのノズルなどは使い捨てペーパーで拭き掃除すると効果的です
- 便座をスライドさせて隙間の掃除も忘れずに行いましょう
まとめ
使い捨てトイレブラシは、衛生面や使いやすさに優れた便利なアイテムです。トイレに流せるタイプと流せないタイプがあり、それぞれメリット・デメリットがあります。コストや環境への影響も考慮しながら、自分のライフスタイルに合った製品を選ぶことが大切です。
最近では環境に配慮した自然素材の製品も登場しており、選択肢が広がっています。トイレ掃除を簡単かつ衛生的に行いたい方は、ぜひ使い捨てトイレブラシを試してみてはいかがでしょうか。
【参考情報】
- mamagirl(トイレ掃除は使い捨てブラシが楽だし衛生的!メリット・デメリットと活用法)
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