使い捨てトイレブラシのすべて!メリット・デメリットからおすすめ商品まで徹底解説

片付け・掃除
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トイレ掃除は日常の中でも特に避けたい家事のひとつではないでしょうか。「ブラシが不衛生になりそう」「ブラシの収納場所が気になる」といった悩みを抱えている方も多いはず。そんな悩みを解決してくれるのが「使い捨てトイレブラシ」です。この記事では、使い捨てトイレブラシの種類やメリット・デメリット、おすすめ商品までを徹底的に解説します。トイレ掃除をもっと簡単に、そして衛生的にしたい方はぜひ参考にしてください。

使い捨てトイレブラシとは?種類と特徴

使い捨てトイレブラシとは、その名の通りブラシ部分を毎回交換して使用するタイプのトイレ掃除用具です。一般的なトイレブラシと違い、衛生面に配慮した設計で、ブラシ部分を使い切りにすることで清潔さを保つことができます。

主な種類と特徴

使い捨てトイレブラシには、大きく分けて以下の3種類があります。

1. トイレに流せるタイプ
水解性不織布などの素材でできており、使用後はそのままトイレに流すことができます。ジョンソンの「スクラビングバブル 流せるトイレブラシ」などが代表的な商品です。ブラシ部分には洗剤が含まれているものが多く、別途洗剤を用意する必要がないのも特徴です。

2. ゴミ箱に捨てるタイプ
スポンジ製のものが多く、使用後はゴミ箱に捨てるタイプです。水に強いため、ゴシゴシとこすり洗いがしやすいという特徴があります。

3. トイレ掃除シートを挟むタイプ
トング状のホルダーに、流せるトイレクリーナーやトイレットペーパーを挟んで使用するタイプです。100均でも購入可能で、コスパが良いのが特徴です。

使い捨てトイレブラシの7つのメリット

使い捨てトイレブラシを使うことで、様々なメリットが得られます。

1. 衛生的に使用できる

最大のメリットは清潔さです。毎回新しいブラシを使用するため、雑菌の繁殖を防ぎ、常に衛生的な状態で掃除ができます。通常のトイレブラシのように、使用後のブラシを保管することによる雑菌の温床になる心配がありません。

2. 収納がコンパクトになる

使い捨てタイプは使用後にブラシ部分を捨てるため、ホルダーだけをコンパクトに収納できます。トイレのスペースを有効活用できるのも大きなメリットです。

3. 手が汚れにくい

ワンタッチでブラシ部分を外せる商品が多く、汚れたブラシに直接触れることなく処分できます。これにより、トイレ掃除の不快感を大幅に軽減できます。

4. 専用洗剤が不要なものが多い

多くの使い捨てブラシにはあらかじめ洗剤が含まれているため、別途洗剤を用意する必要がありません。これにより、トイレ掃除のための準備時間が短縮されます。

5. ふちなど洗いにくい部分も磨きやすい

形状が工夫されており、通常のブラシでは届きにくい便器のふちの裏側などもしっかり掃除できます。

6. トイレブラシをトイレ内に置いておく必要がない

使い捨てタイプなら、使用後に捨てるため、常にトイレ内にブラシを置いておく必要がありません。これにより、トイレ空間がすっきりと清潔に保てます。

7. 掃除が簡単になる

準備から後片付けまで一連の流れがシンプルになり、トイレ掃除の手間が大幅に減ります。

使い捨てトイレブラシのデメリットと対策

メリットが多い一方で、いくつかのデメリットも存在します。

コストがかかる

最大のデメリットはコストです。ブラシ1つあたりの価格は25~50円程度で、週に1回使用すると年間で1,680円ほどかかります。また、最初に柄とセットを購入する必要があるため、初期投資も必要です。

対策: 100均の商品を活用したり、トイレットペーパーを挟むタイプのトングを使ったりすることでコストを抑えられます。

ブラシが柔らかくなりやすい

特に流せるタイプは水に濡れると柔らかくなるため、頑固な汚れには不向きな場合があります。

対策: 頑固な汚れがつく前に、こまめに掃除することが効果的です。また、ゴミ箱に捨てるスポンジタイプのほうが硬さがあり、頑固な汚れにも対応しやすいでしょう。

環境への影響

使い捨て製品のため、ごみの量が増える可能性があります。特にプラスチック製の商品は環境負荷が気になります。

対策: 自然素材でできたトイレブラシを選ぶことで、環境への負荷を減らせます。サイザル麻などの自然素材100%でできたブラシなら、土に還り環境に優しいです。

おすすめ使い捨てトイレブラシ商品5選

実際に使用者からの評価が高い使い捨てトイレブラシをご紹介します。

1. スクラビングバブル 流せるトイレブラシ

ジョンソン株式会社の代表的な商品で、カーブした形状が便器の内側にフィットし、隅々まで掃除ができます。ブラシには青と緑の洗剤が含まれており、掃除後はワンタッチでブラシを外せて流せるため非常に衛生的です。

特徴:

  • 洗剤付きのブラシがセット
  • カーブした形状で便器のフチ裏も掃除しやすい
  • ワンタッチでブラシを外せる
  • 専用ホルダー付き
  • 平均評価4.3(2024年1月時点)

2. スコッチブライト 取り替え式トイレクリーナー

3Mのスポンジタイプの使い捨てブラシです。スポンジにあらかじめ洗剤が染み込んでおり、水で濡らすだけで使用できます。スポンジなので力を入れても壊れる心配がなく、しっかり汚れを落とせます。

特徴:

  • スポンジタイプで力を入れても安心
  • 洗剤が染み込んでいるので別途洗剤不要
  • ボタンを押すだけで簡単に捨てられる
  • 平均評価4.2(2024年1月時点)

3. 激落ちくん 流せる ポイっと トイレクリーナー

レック株式会社の商品で、ウイルス除去・除菌効果のある洗剤がブラシに含まれています。無香料・無着色なので、香りや色が気になる方におすすめです。

特徴:

  • 無香料・無着色
  • ウイルス除去・除菌効果あり
  • コンパクトな収納ケース付き
  • ワンタッチで捨てられる

4. 激落ちくん ワンタッチ交換クリーナー

レック株式会社のゴミ箱に捨てるタイプの商品です。コンパクトなブラシで小回りが効き、細部までキレイに掃除できます。

特徴:

  • 小回りの効くコンパクトなブラシ
  • 細部までキレイに磨ける
  • ブラシ部分は専用のつけかえ用を使用

5. サイザル麻のトイレブラシ

環境に配慮した選択肢として、manaのFSC認証サイザル麻のトイレブラシがあります。マイクロプラスチックの流出を防ぎ、自然素材100%でできているため土に還ります。プラスチックと同等の柔らかさで便器を傷つけることなく掃除できます。

特徴:

  • 環境に優しい自然素材100%
  • 柔らかく便器を傷つけない
  • インテリアとしても映えるデザイン
  • 替えブラシは水筒やピッチャーのブラシとしても使用可能

100均の使い捨てトイレブラシ商品

コスパを重視したい方には、100均の使い捨てトイレブラシ関連商品がおすすめです。

セリアの「トイレ用おそうじトング」

流せるシートやトイレットペーパーを挟んで使用するトング型の商品です。専用のスタンドが付属しており、シンプルなデザインでトイレにすっきりと馴染みます。

特徴:

  • 価格は110円(税込)
  • 専用スタンド付き
  • トングの挟み方を変えることで様々な場所を掃除可能

ダイソーの「洗ってポイ トイレ用クリーナートング」

セリア同様、トイレットペーパーや流せるトイレクリーナーを挟んで使用するトング型の商品です。突起部分を押してクリーナーを固定できる機能があります。

特徴:

  • 価格は110円(税込)
  • クリーナーを固定できる機能付き

ダイソーの「速乾トイレクリーナー」

研磨剤入りの不織布が付いており、フチ裏の汚れもしっかり落とせます。使い終わったらそのまま捨てられる便利な商品です。

特徴:

  • 研磨剤入りで汚れをしっかり落とせる
  • 使い捨てタイプでいつでも清潔

使い捨てトイレブラシを上手に使いこなすコツ

使い捨てトイレブラシをより効果的に、そして経済的に使うためのコツをご紹介します。

コスパを改善する方法

  1. 100均商品を活用する:セリアやダイソーの商品を使えば、コストを大幅に抑えられます。
  2. トイレットペーパーを活用する:トング型のホルダーにトイレットペーパーを挟めば、追加コストなしで掃除できます。
  3. 流せるトイレクリーナーとの併用:100均で売っている流せるトイレクリーナーとトングを組み合わせることで、コストパフォーマンスが向上します。

効果的な使い方

  1. こまめに掃除する:使い捨てブラシは頑固な汚れには不向きなので、汚れが蓄積する前にこまめに掃除することが効果的です。
  2. 水に濡らしてから使用する:特に洗剤付きタイプは、水で濡らすことで洗剤が溶け出し効果を発揮します。
  3. ブラシの特性を理解する:流せるタイプは水に濡れると柔らかくなるため、便器のカーブに沿わせるように使うと効果的です。

保管・収納のポイント

  1. 専用ホルダーを活用する:多くの商品に付属している専用ホルダーを使えば、コンパクトに収納できます。
  2. 乾燥した状態で保管する:ハンドル部分は乾いた雑巾で拭いてから保管すると、カビの発生を防げます。
  3. 定期的に除菌する:クエン酸スプレーなどでハンドル部分を定期的に除菌すると、より衛生的に使用できます。

まとめ:あなたに合った使い捨てトイレブラシを見つけよう

使い捨てトイレブラシには、「常に清潔に使える」「収納がコンパクト」「手を汚さずに掃除できる」などの大きなメリットがあります。一方で、継続的なコストがかかるというデメリットもあるため、自分のライフスタイルや優先順位に合わせて選ぶことが大切です。

衛生面を最も重視するなら「スクラビングバブル 流せるトイレブラシ」、コスパを重視するなら100均の「トイレ用おそうじトング」と流せるトイレクリーナーの組み合わせ、環境への配慮を優先するなら「サイザル麻のトイレブラシ」など、様々な選択肢があります。

この記事を参考に、あなたのトイレ掃除の悩みを解決する最適な使い捨てトイレブラシを見つけてください。清潔で快適なトイレ環境を実現して、日々の家事のストレスを少しでも軽減しましょう。

参考情報

・meetsmore「トイレ掃除は使い捨てブラシがおすすめ!7つのメリットを紹介」
https://meetsmore.com/services/toilet-cleaning/media/79286

・LESS PLASTIC LIFE「簡単にゴミにしない!自然素材のトイレブラシを長く清潔に使おう」
https://lessplasticlife.com/take-action/cleaning/toilet-brush/

・GIGAZINE「洗剤付きで使用後はそのまま流すだけの使い捨てトイレブラシ」
https://gigazine.net/news/20210417-scrubbing-bubbles-flushable-toilet-brush/

注意

・この記事は情報提供を目的としたものであり、医学的・法律的なアドバイス等の専門情報を含みません。何らかの懸念がある場合は、必ず医師、弁護士等の専門家に相談してください。
・記事の内容は最新の情報に基づいていますが、専門的な知見は常に更新されているため、最新の情報を確認することをお勧めします。
・記事内に個人名が含まれる場合、基本的に、その個人名は仮の名前であり実名ではありません。

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