毎日1分でOK!誰でもできる簡単トイレ掃除のコツとルーティン

片付け・掃除
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トイレ掃除は「面倒くさい」「嫌い」と感じている方も多いのではないでしょうか。しかし、適切な方法と簡単なルーティンを知れば、実はとても簡単に清潔なトイレを維持できます。今回は、忙しい毎日でも続けられる簡単トイレ掃除の方法とコツをご紹介します。短時間で効率よく掃除できるテクニックを身につければ、いつでも清潔なトイレを保つことができますよ。

トイレ掃除の基本原則

トイレ掃除には、知っておくべき基本的な原則があります。これを押さえておけば、効率よく清潔なトイレを維持することが可能です。

掃除の順番は「上から下、奥から手前」

トイレ掃除で最も重要なのは掃除の順番です。基本は「上から下、奥から手前」に掃除を進めていきます。具体的には以下の順番で掃除していきましょう。

  • トイレタンク
  • 便座(フタ→表→裏)
  • 便器の内側
  • 便器の外側

この順番で掃除することで、上の部分から落ちたほこりや汚れを、後から掃除する下の部分でキレイにすることができます。順番を間違えると、せっかく掃除した場所が再び汚れてしまうので注意しましょう。

汚れやすい場所に掃除を集中させる

トイレで特に汚れやすいのは以下の4カ所です。

  • 便座の裏
  • 便器のフチ裏
  • 便器のフチの上
  • 床(特に便器周辺)

これらの場所に掃除を集中させることで、効率よく清潔なトイレを保てます。特に男性が使用するトイレは、尿はねによる汚れが想像以上に広範囲に広がっているので、便器周辺の壁や床もしっかり掃除することが大切です。

毎日1分でできる簡単トイレ掃除ルーティン

忙しい日々の中でも続けられる、たった1分の簡単トイレ掃除をご紹介します。毎日この簡単なルーティンを続けるだけで、トイレはいつも清潔に保てます。

準備するもの

  • トイレ用洗剤またはアルコールスプレー
  • トイレットペーパー
  • トイレブラシ

掃除の手順

1. フタと便座を上げる

まず便器のフタと便座をすべて上げます。便器のボウル内に汚れが見えたら、ブラシで軽くこすります。

2. 洗剤をスプレーする

便器の中に中性洗剤を適量振りかけます。便座を閉めながら、便器のリム部分、便座の裏側、便座の表、フタの順にスプレーしていきます。

3. トイレットペーパーで拭く

トイレットペーパーを適量手に取り、スプレーした部分を拭いていきます。フタから始めて、便座の表面、便座の裏側、最後に便器のリム部分を拭きます。汚れた面は丸め込みながら、最後に一番汚れているところを拭きましょう。

4. 床を拭く

便器周辺の床に汚れがあれば、新しいトイレットペーパーで拭きます。特に便器と床のつなぎ目は汚れがたまりやすいので注意して掃除しましょう。

5. 使用したペーパーを流す

掃除に使ったトイレットペーパーは便器に入れて流せば完了です。一度に多量のトイレットペーパーを流すと詰まる可能性があるので注意してください。

このルーティンを毎日続けることで、トイレを清潔に保ち、頑固な汚れの蓄積を防ぐことができます。お手洗いに行くついでに行えば、特別な時間を取る必要もありません。

週1回の簡単トイレ掃除ルーティン

毎日の簡単掃除に加えて、週に1回は少し丁寧にトイレを掃除することをおすすめします。ここでは、週1回のトイレ掃除ルーティンをご紹介します。

準備するもの

  • トイレ用洗剤(泡タイプがおすすめ)
  • トイレブラシ
  • トイレ用掃除シートまたはウェットティッシュ
  • クエン酸スプレー(あれば)

掃除の手順

1. 便器のフチ裏に洗剤をスプレーする

「泡ピタ」などの泡タイプの洗剤を便器のフチ裏にスプレーします。便器1周、8回程度のプッシュが目安です。

2. 便座の裏・便器のフチの上・床に洗剤をスプレーする

洗剤を便座の裏、便器のフチの上、床にスプレーします。トイレットペーパーやトイレ用掃除シートで拭き取ります。

3. 壁を掃除する

トイレ用掃除シートで壁を拭きます。特に便器周辺の壁は尿はねなどで汚れやすいので念入りに拭きましょう。

4. 水を流して終了

60秒ほど経ったら水を流し、トイレマットなどを元に戻して終了です。

週1回このルーティンを続けることで、トイレの汚れを効果的に防ぎ、清潔な状態を保つことができます。金曜日など、特定の曜日に行うと習慣化しやすくなります。

頑固な汚れを落とす方法

通常の掃除では落としきれない頑固な汚れには、それぞれに適した掃除方法があります。ここでは代表的な頑固な汚れの落とし方をご紹介します。

黄ばみと尿石の落とし方

尿汚れが重なってできた黄ばみや尿石には「サンポール」などの酸性洗剤が効果的です。尿はアルカリ性なので、酸性の洗剤を使うと汚れが落ちやすくなります。

湿布法で効果的に落とす方法

  1. トイレットペーパーを汚れの上に敷きます
  2. その上から酸性洗剤をかけて10分ほど放置します
  3. ブラシでこすって汚れを落とします

黒ずみと黒い輪っかの落とし方

水面近くの黒い輪っかや黒ずみ(さぼったリング)は、水によるカビやホコリ、水垢が原因です。酸性洗剤を試してみて落ちなければ、「ハイター」などの塩素系漂白剤を使いましょう。

塩素系漂白剤を使った方法

  1. バケツで2Lの水を流し、水位を下げます
  2. 自作のぬりつけブラシに塩素系漂白剤を染み込ませます
  3. 黒ずみ部分に漂白剤を塗り、10分放置してから水を流します

※塩素系漂白剤を使用する際は必ず換気を行い、手袋を着用してください。また、酸性洗剤と塩素系漂白剤を絶対に混ぜないでください。

トイレ掃除が簡単になる便利グッズ

トイレ掃除を簡単にする便利なグッズを活用することで、掃除の負担を大幅に減らすことができます。ここでは特におすすめの便利グッズをご紹介します。

泡ピタなどの泡タイプ洗剤

「ルックプラス 泡ピタ トイレ洗浄スプレー」などの泡タイプの洗剤は、便器のフチ裏にスプレーして60秒後に流すだけで、ブラシでこすらずに汚れを落とすことができます。さらにふき掃除にも使えるので、トイレ掃除に便利です。

トイレ用クリーナートング

ダイソーで販売されている「トイレ用クリーナートング」は、トイレットペーパーをはさんで汚れを拭き取ることができる便利アイテムです。専用シートを使わなくても簡単に掃除ができるので、ちょっとした汚れに最適です。

アルカリ電解水スプレー

100均で購入できる「アルカリ電解水スプレー」は、水だけでつくられているので安全なうえ、油汚れや手垢がスッキリ落ち、除菌・消臭効果もあります。トイレだけでなく家中の掃除に使えるので便利です。

流せるトイレブラシ

「スクラビングバブル 流せるトイレブラシ」は、洗剤付きで掃除の後はそのまま流せる使い切りタイプのブラシです。カーブ状のハンドルでフチ裏もしっかり届きます。

クエン酸スプレー

ダイソーなどで販売されている「クエン酸スプレー」は、便座裏などの汚れが気になる箇所に吹きかけ、トイレットペーパーを貼り付けて30分ほど放置することで、しつこい汚れも簡単に落とせます。

トイレ掃除の習慣化で清潔を保つコツ

トイレ掃除を継続して行うためには、習慣化することが重要です。以下のコツを実践して、トイレ掃除を無理なく続けましょう。

掃除のハードルを下げる

掃除の負担を軽減するためには、ハードルを下げることが大切です。「雑巾を絞って拭く」というハードルが高い作業を避け、ウェットティッシュやトイレットペーパーを使うなど、始めやすい方法を選びましょう。

掃除する時間を決める

トイレ掃除を行う時間を固定すると習慣化しやすくなります。「朝一番、自分がトイレを済ませた後」や「毎週金曜日」など、特定の時間や曜日を決めて行うと習慣になりやすいです。

掃除道具を取り出しやすい場所に置く

トイレ掃除の道具はトイレ内の手に取りやすい場所に置いておくことで、「掃除しよう」と思い立った時にすぐに始められます。見た目も考慮して、インテリアを邪魔しないデザインの掃除道具を選ぶと良いでしょう。

「汚れを見たらすぐ掃除」の原則を守る

トイレ掃除の大原則は「汚れを見たらすぐ掃除!」です。汚れは時間が経つほど落ちにくくなるので、見つけたらすぐに対処するクセをつけましょう。

まとめ

トイレ掃除は基本的な原則と簡単なルーティンを知れば、誰でも短時間で効率よく行うことができます。毎日1分の簡単掃除を習慣化し、週に1回は少し丁寧に掃除することで、トイレはいつも清潔な状態を保つことができます。

掃除のハードルを下げて継続しやすい方法を選び、便利なグッズを活用することで、トイレ掃除はぐっと楽になります。「上から下、奥から手前」の原則を守り、汚れやすい場所に集中して掃除することで、効率よく清潔なトイレを維持しましょう。

きれいなトイレは気持ちも良くなり、家全体の印象も良くなります。今日からこの簡単トイレ掃除のルーティンを始めて、清潔で居心地の良いトイレを手に入れましょう!

参考情報

注意

・この記事は情報提供を目的としたものであり、医学的・法律的なアドバイス等の専門情報を含みません。何らかの懸念がある場合は、必ず医師、弁護士等の専門家に相談してください。
・記事の内容は最新の情報に基づいていますが、専門的な知見は常に更新されているため、最新の情報を確認することをお勧めします。
・記事内に個人名が含まれる場合、基本的に、その個人名は仮の名前であり実名ではありません。

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